GLADIATOR KICK
オープンフィンガームエタイルール

2026年6月25日 作成

第 1 条【試合場】
第 2 条【階級】
第 3 条【グローブ】
第 4 条【事前提出物】
第 5 条【試合時間】
第 6 条【有効技】
第 7 条【反則】
第 8 条【試合決着】
第 9 条【試合成立】
第 10 条【ダウン】
第 11 条【採点基準】
第 12 条【失格】
第 13 条【ペナルティ】
第 14 条【着衣】
第 15 条【塗布物】
第 16 条【バンテージ】
第 17 条【計量】
第 18 条【セコンド】
第 19 条【異議申し立て】
第 20 条【その他】

第 1 条【試合場】

主催者が用意する 6m以上 7.2m以下の、4 本ロープで囲われたリングで行なう。

第 2 条【階級】

フライ級 -51.5kg /スーパーフライ級 -53kg /バンタム級 -55kg /フェザー級 -57.5kg /スーパーフェザー級 -60kg /ライト級 -62.5kg /スーパーライト級 -65kg /ウェルター級 -67.5kg /ミドル級 -70kg /クルーザー級 -90kg /ヘビー級 無差別

第 3 条【グローブ】

主催者が用意したオープンフィンガーグローブを着用する。

第 4 条【事前提出物】

試合決定後、選手は以下の必要物を主催者に提出すること。

1) 選手詳細プロフィール

主催者から送られるテンプレートに沿って、漏れのないよう記入し、返信する。

2) 宣材写真

背景は無地で、高画質であること(1MB 以上、※KB 容量は再提出)。試合トランクス着用の上、強さをアピールする攻撃的なポーズを取り、カッコ良さやルックスを意識し、ブランドイメージを向上させる品格ある画像を提出すること(受け狙い・変顔・寝癖・不精ひげ・白目・変キャラ禁止)。

3) 血液検査証明書

選手は試合決定後、医療機関にて B型肝炎(HBs抗原)/C型肝炎(HCV抗体)/HIV検査を行ない、検査結果を主催者に提出すること。※他団体に提出したものでも1年以内のものであれば可。

第 5 条【試合時間】

1) 本戦を 3 分 3 ラウンドとする。
2) 判定で決着が付かない場合、延長は 3 分 1 ラウンドとする。
3) いずれの試合も各ラウンド間のインターバルは 60 秒とする。

第 6 条【有効技】

1) ストレート、フック、アッパー、バックハンドブロー
2) ローキック、ミドルキック、ハイキック、サイドキック、バックキック、前蹴り、内股への蹴り、カーフキック
3) ヒザ蹴り、飛び膝蹴り
4) 横肘、縦肘、斜め肘、バックスピン肘
5) 首相撲においての崩し(投げと呼ばれるものは禁止)

第 7 条【反則】

試合においては以下の技を反則とし、反則には「注意」、「警告」、「減点」が与えられる。

1) レフェリーは、「注意」、「警告」に対しては口頭で指示、「減点 1」「減点 2」に対してはイエローカードを提示し、「失格」に対してはレッドカードを提示する。
2) 「注意」2 回で「警告」1 となる。以後は即「警告」1 が与えられる。
3) 「警告」2 回で「減点」1 とし、1 ラウンド中に「減点」が 3 になると「失格」となる。
4) 反則に関してレフェリーが不可抗力であると判断した場合にはこの限りではない。
5) 反則行為が悪質なもの、あるいは相手選手に多大なダメージを与えたとレフェリーが判断した場合には、反則の宣告順位を超えていきなり減点が与えられる場合がある。

<反則の種類>

  • 頭突きによる攻撃。
  • 金的への攻撃。
  • 関節技を使うこと。
  • 喉へのチョーク攻撃。
  • 相手に噛み付く行為。
  • 倒れた相手、起き上がろうとしている相手に攻撃すること。
  • レフェリーがブレイクを命じたにも関わらず相手を攻撃すること。
  • 攻撃であれ防御であれ、ロープを掴むこと。
  • レフェリーに対する、侮辱的あるいは攻撃的言動。
  • パンチによる後頭部への攻撃(後頭部とは、頭の真後ろの部分を指し、側面、耳の周りは後頭部とみなさない)。
  • 故意に相手選手をリング外に落とそうとする行為。
  • 自分からリング外に出る行為。
  • 審判員に対する虚偽のアピール、言動。

<投げ>

首相撲からの崩しは認めるが、レスリングや柔道技など、「投げ」と呼ばれる攻撃を禁止する。

<指を使った攻撃>

サミング、引っ掻く、指を用いた攻撃、指を使ったグリップによる攻撃&防御等を禁止する。

<バッティング>

再三、頭を低くして相手の懐に飛び込む行為は、バッティングを誘発するものとして注意を与える。バッティングにより選手のどちらかがカットして出血した場合、レフェリーが偶発的なものであると判断した場合には減点は発生しないが、再三頭が低くバッティングの可能性があるものと注意を受けた選手がカットさせた場合には減点 1 が与えられる可能性がある。但し、レフェリーが明らかに故意、もしくは悪意があると判断した場合には減点 2 が与えられる。

第 8 条【試合決着】

<ノックアウト(KO)>

1) ダウンカウント開始から 9 秒以内に立ち上がり、ファイティングポーズを取ることができなかった場合。もしくは、ダメージが大きく 9 秒以内に立ち上がれないとレフェリーが判断した場合。
2) 9 秒以内に立ち上がっても闘う意志がない、或は闘うことができないとレフェリーが判断した場合。
3) 1 ラウンド中に 3 回のダウンがあった場合。

<テクニカルノックアウト(TKO)>レフェリーストップ

1) 選手の一方が著しく優勢で劣勢な選手が危険な状態とレフェリーが判断した場合。
2) 負傷の原因が双方の偶発性により、試合続行不可能とレフェリーが判断した場合。

<ドクターストップ>

リングドクターが選手の負傷あるいは大きなダメージにより試合続行不可能と判断した場合。特に選手がダウンして大きなダメージがある場合、リングドクターは審判団に進言し、協議のうえ試合終了の合図をさせることができる。

<試合放棄>

1) 試合進行中、セコンドがタオルを投入した場合。また試合中選手が自ら試合放棄を宣言、もしくは態度やジェスチャーで示した場合。
2) 尚、レフェリーがこれに気づかない場合は他の審判員が試合終了の合図をさせることができる。

<判定>

1) ノックアウト、テクニカルノックアウト、または失格などによる勝敗で決定しない場合、ジャッジ 3 名による判定を取り、最終ラウンド終了後に各ジャッジの採点(ポイント)を集計し、ポイントが多い選手を勝ちとする。但し、これは 2 名以上のジャッジの同意によって勝者が決定するものとする。
2) 本戦で決着が付かない場合は 1 ラウンドの延長戦を行なう。延長ラウンドのみマストシステムとする。たとえ微差でも優劣をつけ、必ず勝敗を決するものとする。

<ノーコンテスト(無効試合)>

1) 選手が偶発性の負傷により試合続行が不可能と判断され、試合成立のためのラウンド数を終了していない場合。
2) 選手双方がルール違反を犯したり、八百長、または馴れ合い試合を行ったと認められた場合。
3) レフェリーが再三、注意、警告しても誠意あるファイトを行わず(無気力試合)、レフェリーが双方に失格を宣言した場合。

第 9 条【試合成立】

1 ラウンドが終了した時点で公式な試合が成立したものとする。
バッティング等による負傷で試合を続行できない場合、1 ラウンドを終了していれば、負傷ストップの時点から遡ってジャッジの採点を行ない、勝敗を決定する。

第 10 条【ダウン】

1) ダウンとは、攻撃によるダメージにより、選手が足の裏以外の部分をマットに着けた場合をいう。但し、ジャッジが攻撃によるダメージが少ないと判断し、ダウンをした選手が速やかに立ち上がって再開の意思表示をした場合はフラッシュダウンとし、ダメージのあるダウンとはとらない。なお、フラッシュダウンの判断は各ジャッジに委ねるものとする。
2) ダメージが無くても、選手が倒れて速やかに立ち上がれない場合もダウンとなる場合がある。
3) 選手に明らかにダメージがあり、続けて攻撃を受けた場合にレフェリーが危険と判断した時には、選手が倒れていなくてもダウン(スタンディングダウン)を宣告する場合がある。
4) ダウンカウントは、レフェリーの「ダウン」のコールとジェスチャーに従って進められる。レフェリーの「ダウン」コール後、1 からダウンカウントを開始する。タイムキーパーのストップウォッチにより正確に計られた秒間に従い、場内アナウンサーはレフェリーのカウント開始に合わせてカウントしていく。
5) ダウンを奪った選手は、速やかにニュートラルコーナーへ移動しなければならない。また、レフェリーがダウンカウントを取っている間、指示があるまでニュートラルコーナーで待機しなければならない。ダウンを奪った選手がこの指示に従わない場合、レフェリーはダウンカウントを中断し、ニュートラルコーナーに移動したことを確認した後にダウンカウントを再開する。
6) レフェリーがダウンカウント中にそのラウンドが終了時間に至った場合、レフェリーのカウントが継続していればタイムキーパーは終了の合図はしない(ゴングは鳴らさない)。よって、レフェリーのダウンカウントがストップした時点でそのラウンドは終了となり、10 カウントが入れば KO(ノックアウト)、試合続行が不可能であるとレフェリーが判断した場合は TKO(レフェリーストップ)となる。

第 11 条【採点基準】

試合の得点は次の項目に該当するものを基準として評価、採点される。
パンチ、キックなどの有効技により、的確且つ有効な攻撃が認められ、相手に相応のダメージを与えたかどうかを判定する。

<採点の優先順位>

  1. ダウン数
  2. 相手に与えたダメージの有無
  3. クリーンヒットの数
  4. アグレッシブ度(攻撃点)

お互いに 10 点を起点とし、劣勢もしくはペナルティを受けた選手から減点していく採点方法を取る。なお、採点の基準は以下の通りである。

1) 優劣の差がある場合は劣勢の選手から減点 1 ポイント。表記は 10-9 となる。
2) 1 回のダウンがある場合、ダウンを奪われた選手から減点 2 ポイント。但し、ジャッジがダメージの少ないフラッシュダウンであると判断した場合には減点 1 ポイントになる場合もある。表記は 10-8、または 10-9 となる。
3) 同ラウンド内に 2 回目のダウンがある場合、ダウンを奪われた選手から減点 3 ポイント。表記は10-7 となる。
4) 反則等によりレフェリーより減点1の指示があった場合、減点 1 ポイント。表記は 10-9 となる。
5) 反則等によりレフェリーより減点 2 の指示があった場合、減点 2 ポイント。表記は 10-8 となる。
6) ダウンを奪われた選手が、そのラウンド内に劣勢を挽回した場合には、挽回された方が 1 ポイントを失い、ダウンによって減点されたポイント差が縮まる場合もある。この場合、10-9 ではなく 9-8 の表記となる。
7) ダウンを奪われた選手が、同ラウンド内にダウンを奪い返した場合には双方マイナス 2 ポイントとなる。この場合、表記は 10-10 でなく、8-8 となる。
8) 双方に減点 1 がある場合には 10-10 ではなく 9-9 の表記となる。

第 12 条【失格】

次の場合、選手は失格となり 100%のファイトマネー没収が科せられ、また 3 ヶ月間から 1 年間の出場停止処分とする。

1) 故意に反則を犯し、レフェリーが失格を宣言したとき。
2) 試合中、審判員の指示に従わないとき。
3) 試合出場時刻に遅れたとき、あるいは出場しないとき。
4) 粗暴な振る舞い、悪質な試合態度とみなされたとき。
5) レフェリーが選手に戦意がないと判断したとき。
6) 1 ラウンド中に反則による減点が 3 になったとき。
7) 試合ラウンド中にセコンドがリング内に入ったり、リング上の相手選手もしくは所属選手に触れたとき。また、コーナーマン同士が乱闘した場合も、状況によりその選手が失格となる場合もある。
8) その他、試合規定に違反すると認められたとき。

第 13 条【ペナルティ】

試合中に選手が反則を犯した場合、以下の基準でペナルティが科せられる。

1) 失格(減点 3)となった選手は、ファイトマネーの 100% を没収される。
2) 減点 2 となった選手は、ファイトマネーの 50% を没収される。
3) 減点 1 となった選手は、ファイトマネーの 30% を没収される。
但し、偶然のバッティング等による減点はこの限りではない。

第 14 条【着衣】

1) 対戦相手を負傷させる恐れのあるものや、自身のダメージを軽減する恐れがあると審判員が判断したものの着用を禁止する。サポーター類や試合コスチュームなどの装着に関しても、必ず審判員あるいは競技役員のチェックおよびサインを必要とする。また、審判員あるいは競技役員が危険であると判断したものに関しては、その装着を認めない。
2) 選手自身が用意するファールカップおよびマウスピースを着用しなければならない。ファールカップは金属製のカップを紐で結ぶものが望ましい。その他のファールカップなどの着用によりアクシデントが発生した場合は、アクシデントによる不利益に対する優遇措置を享受できない場合や、アクシデントによりファールカップの破損や再装着などで競技の運営に支障をきたした場合はペナルティを科す。
3) 選手は試合中、選手自身が用意するマウスピースを必ず着用する。試合中、選手の口からマウスピースが落ちた場合、攻防が続いている時は試合を続行する。攻防が落ち着いたらレフェリーはタイムストップを掛け、選手の口に戻す。

第 15 条【塗布物】

選手は、顔に最小限のワセリンを塗ることを認めるが、それ以外の何物も着けてはならない。また、身体にはいかなるものも塗ってはならない。ここでいう“最小限”とは、審判員が許可する範囲の量と解釈する。また、以下も厳守すること。

1) 顔に多量のワセリンを塗ったままでの試合は認めない。その場合は、必ず拭き取らせる。
2) タイオイルなどの刺激物の入ったオイルの使用は、顔や身体のどの部分についても認めない。
3) 試合前であっても、タイオイル等の刺激性塗布物を身体に塗ることは一切禁止する。これが発覚した場合は、注意、警告・減点の対象となる可能性がある。

第 16 条【バンテージ】

選手は、両手の拳にテープとバンテージ以外のいかなる素材をも着用してはならない(素手でのグローブ着用は認められる)。さらに、これについては以下を厳守すること。

1) テープおよびバンテージを施す際は、必ず試合場に到着してから着用し、試合前に必ず競技役員のチェックおよびサインを受けなければならない。
2) 着用に関しては、あくまでも拳の保護が目的であり、強化につながる行為は禁止とする。
3) 会場入り前のテーピングおよびバンテージ着用は認めない。
4) ナックルパート、拳骨部分へのテープの施しは認められない。ただし指の間に細くしたテープを通すことと、滑り止めとして直接肌に 1 枚を施すことのみは認められる。
5) 選手は、負傷などのいかなる理由であれ、ゴムやプラスチックなど、通常使用するテーピング用テープまたはバンテージ以外の材質のプロテクターを着用してはならない。但し、その負傷の状態によって、リングドクターあるいは審判員がこれを必要と認めた場合には、以下を厳守した上でこの使用を許可する。
6) 伸縮性のテープ、サポーター、主催者の許可したパット以外は使用しない。これらを使用する際には、試合前日に行われるルールレビュー時に審判員の確認を必ず受けなければならない。確認がない場合、選手はそのテーピング等の使用は認められず、それを取り外さなければならない。ここで使用するテープやサポーター等は、主催者からは一切支給しない。

第 17 条【計量】

体重に制限のあるすべての試合は、規定時間内に規定体重以下でなければならない。規定時間を過ぎても規定体重を超えていた場合、

1) 1kg 未満の体重オーバーであれば減点 1、ファイトマネーの 30%を減額。
2) それ以上で 2kg 未満の場合は減点 2、ファイトマネーの 50%を減額。
3) それ以上の場合は減点 3 で失格となり、ファイトマネーの 100%を減額。対戦相手のファイトマネー全額を主催者に支払わなければならない。
4) また試合の際、計量超過した選手は、相手より 2 オンス重いグローブを着用しなければならない。尚、対戦相手はグローブハンデを拒否することができるが、減点について拒否することはできない。

第 18 条【セコンド】

1) 選手は3名のセコンドをリングサイドに待機させることができる。但し、この3名のセコンドは、事前に申請書にて登録されている者でなければならない。
2) 3 名のセコンドは、ラウンド中は指定された場所に待機しなければならない。
3) セコンドは、ラウンド中にロープやエプロン、リングのいかなる場所にも手を触れてはならない。
4) インターバル中に、リング内に入ることのできるセコンドは 1 名のみとする。
5) セコンドはラウンド中にリング内に入ってはならない。また、選手に触れてもいけない。違反した場合、選手は失格となる。
6) リングの各コーナーポスト周辺に、タオルなどの物を置いてはならない。
7) 「セコンドアウト」のコールにより、セコンドは直ちにリング外へ出なければならない。

第 19 条【異議申し立て】

選手または所属団体の責任者は、審判員の宣告及び裁定に対し、大会中に異議申し立てを行うことはできない。申し立てがある場合は、書面にて大会終了後から 2週間以内にプロモーターに提出することができる。プロモーターは、異議申し立てがあった場合、2 週間以内にこれを審議し、書面にて返答しなければならない。

第 20 条【その他】

本大会規定に定められていない問題が生じた場合、主催者ならびに審判部の合議によって、これを処理するものとする。

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